メガネが命の中学生活

あむあむあむ。
今は昼ごはん中。
私は購買でクリームパンとアンパンを買った。

あーあ、ひまだな..
ん?
なんか冷たいものが足に…って



きゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
今度は頭っから水がかかってきた。

「あ、、藤咲さん。
ごめんなさい!
花に水をかけていたらつまずいてしまって…

クリームパンと、、、アンパンなら、買うから

あ、濡れてる。
こっちきて?
ドライヤーの場所知ってるから。

あと、私、笹川 菜乃花だから。」


この人、相当良い人だ…
こんな私のことを気遣ってくれて…
ドライヤーを持ってくるね?
そう言って行った人。

「あ、ふじさーきさん、
どーしたの?ビシャビシャじゃ無い(笑)
あっちに更衣室があるから、来て?」

…この人,嘘ついてる。
だって、笹川さん、こっちって言ってたもん。
「すみません。私はここにいなくてらならないので、そちらにはいけません。」

「ごめんなさいね、
不審者と思われますよね…
瑠璃棚 沙紀と申します。
仲良くしてください。」
?いい、人?
手を出された。握手かな?
私も手を出し返す。
すると、ゆっくりその手をにぎって……
「ふふっ、これから楽しくなりそう。」

と耳の横で言われた。



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