貴方に逢えて
 キスをし、裕太君が横に寝る。
 裕太君は笑顔になった。
「気持ちよかった。ありがとう。」
「もしかして、緊張してた?ラーメン食べてる頃から、表情がこわかった。」
「うん。
 めちゃくちゃ、緊張してた。でも、まだ、緊張してる」
「そうだったんだ。」笑った。
裕太君も緊張することあるんだなあ!!

「実は、緊張している理由がもう一つあって・・・。」
強い口調で言われた。

「橘さん。橘美幸さん。まだ、気づかない?」
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