キス魔な御曹司は親友の妹が欲しくて必死です
そこにテーブルに置いてあったスマホがブブブッと震えた。
「悪い、職場からだ」
食事を中断した智成がスマホを持ってリビングを出て行く。
さっきも智成に電話が来ていた。
もしかして、仕事を残して無理して早く帰って来たんじゃないだろうかと心配になる。
電話を終えて戻ってきた智成が食事を再開する。
「ねえ、もしかして無理して早く帰ってきた?」
「ん? いや。なんで?」
「何度も電話来てるから」
「さっきのは社長から、今のは部下から。仕事の確認の電話だ、たいしたことない」
一度説明したのになに訊いてんだか、とぼやいた智成にくすっと笑う。
「ふーん、部下とかいるんだ。すごーい」
「別に、一応室長だし部下がいるのは当たり前だろう? 陸翔にもいるはずだ」
「そう? なんかやっぱりお兄ちゃんは想像できないな。ってか、智成室長なの? すごいじゃん。頼れる上司って感じがする」
「別に、普通だろ」
素っ気なく言った智成だったけど、なんか照れてる?
耳が赤い気がする、褒められると弱いのかも。
「悪い、職場からだ」
食事を中断した智成がスマホを持ってリビングを出て行く。
さっきも智成に電話が来ていた。
もしかして、仕事を残して無理して早く帰って来たんじゃないだろうかと心配になる。
電話を終えて戻ってきた智成が食事を再開する。
「ねえ、もしかして無理して早く帰ってきた?」
「ん? いや。なんで?」
「何度も電話来てるから」
「さっきのは社長から、今のは部下から。仕事の確認の電話だ、たいしたことない」
一度説明したのになに訊いてんだか、とぼやいた智成にくすっと笑う。
「ふーん、部下とかいるんだ。すごーい」
「別に、一応室長だし部下がいるのは当たり前だろう? 陸翔にもいるはずだ」
「そう? なんかやっぱりお兄ちゃんは想像できないな。ってか、智成室長なの? すごいじゃん。頼れる上司って感じがする」
「別に、普通だろ」
素っ気なく言った智成だったけど、なんか照れてる?
耳が赤い気がする、褒められると弱いのかも。