好きなひと
愛が居なければきっといつまでも恋をすることが出来なかったと思う。


だからありがとうと伝えたかった。



そんな気持ち心の内に秘めているが、彼女が知れば顔を赤くし怒るだろう。



それを見るのも悪くないなと少し思ってしまったりもする。



「今日は遊園地行くもんね!案内してあげる。あっちだよ」



彼女が指差した方を見るとその先には俺が今会いたいと思っていた人が立っていた。


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