好きなひと
愛は俺から視線を外すと逆方向に歩いていく。


隣には愛よりも俺よりも身長が高く少し柄が悪そうな印象を持つ金髪の男。



2人は手を繋いでとても楽しそうに笑いあっていた。



きっと幸せなんだろう。



愛にはずっと申し訳ないと思っていたが、幸せそうな姿を見ることが出来て良かったと心から思うよ。



こんな俺にも笑顔を見せてくれてありがとう。



お互い幸せになろうな。



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