ケーキ屋の一ノ瀬先輩は甘すぎる
家のドアを開けて玄関に入ると愛猫のコチが待っていたように駆け寄ってくる。
「ただいま」
靴を脱いで玄関に上がると、足にしがみついてきた。
その行為に胸がはねあがり、しゃがみ込んで撫でてから、リビングに入る。
「ただいま」
「おかえり」
「おかえりなさーい」
キッチンに立つ母と、ソファでだらっと寝そべる妹に迎えられる。
ぽかぽかとした日光の光に少しホッとしながら、私もソファへと向かう。
すると、突然母が声を上げた。
「あ、そうだ。美羽の誕生日ケーキどっちか取りに行ってくれない?」
「えぇ…。私、これから宿題やんなきゃなんだけど。ていうか、私が誕生日なんだからお姉ちゃんが取りに行ってよ」
「えぇ、私だって宿題とか」
「いいから行きなって。有名なパティスリーのお店だよ?」
「え、本当!?だったら行く」
一気にテンションが上がる。
有名なパティスリーだなんていってみたいにきまってるじゃん!
「さすが、ケーキオタクだねぇ」
関心するかのように妹の美羽がうなずく。
ケーキオタク。
まさにその言葉の通りだった。
小さなころから、ケーキが大好き。
自分でもよく作ることもあるくらい。
そんなことから、小さなころはケーキ屋さんになりたい!と何度も言っていたとか。
まぁ、でもその夢はある理由からあきらめたんだけど…。
それでもケーキ好きなのは変わらない。
「ただいま」
靴を脱いで玄関に上がると、足にしがみついてきた。
その行為に胸がはねあがり、しゃがみ込んで撫でてから、リビングに入る。
「ただいま」
「おかえり」
「おかえりなさーい」
キッチンに立つ母と、ソファでだらっと寝そべる妹に迎えられる。
ぽかぽかとした日光の光に少しホッとしながら、私もソファへと向かう。
すると、突然母が声を上げた。
「あ、そうだ。美羽の誕生日ケーキどっちか取りに行ってくれない?」
「えぇ…。私、これから宿題やんなきゃなんだけど。ていうか、私が誕生日なんだからお姉ちゃんが取りに行ってよ」
「えぇ、私だって宿題とか」
「いいから行きなって。有名なパティスリーのお店だよ?」
「え、本当!?だったら行く」
一気にテンションが上がる。
有名なパティスリーだなんていってみたいにきまってるじゃん!
「さすが、ケーキオタクだねぇ」
関心するかのように妹の美羽がうなずく。
ケーキオタク。
まさにその言葉の通りだった。
小さなころから、ケーキが大好き。
自分でもよく作ることもあるくらい。
そんなことから、小さなころはケーキ屋さんになりたい!と何度も言っていたとか。
まぁ、でもその夢はある理由からあきらめたんだけど…。
それでもケーキ好きなのは変わらない。