政略結婚のはずですが?~極甘御曹司のマイフェアレディ計画~
その下からは熱く蕩けた瞳が出てきた。
その目に見つめられ、身体の奥に火がついた気がした。
「……はい」
私の返事を合図に、零士さんの唇が重なる。
そして――。
心も身体もぐずぐずに溶かされ、ぼーっとなった頭で彼を見上げる。
「痛いと思うが……我慢してくれ」
「大丈夫ですよ」
零士さんが気遣ってくれて嬉しい。
それに、少しくらい痛いのは平気だし……と思っていたら、想像していたよりもずっと痛かった。
「いっ……!」
痛すぎて悲鳴すら出てこない。
どうにか耐えていたら、彼が動きを止めた。
「痛いよな、わるい」
あやすように口付けし、零士さんは枕をきつく掴んでいた私の手を、自分の身体に回させた。
「痛いなら俺に抱きついとけ」
私の額を撫で、彼が微笑みかける。
「でも……」
きっと、爪を立ててしまう。
そんなの、できない。
その目に見つめられ、身体の奥に火がついた気がした。
「……はい」
私の返事を合図に、零士さんの唇が重なる。
そして――。
心も身体もぐずぐずに溶かされ、ぼーっとなった頭で彼を見上げる。
「痛いと思うが……我慢してくれ」
「大丈夫ですよ」
零士さんが気遣ってくれて嬉しい。
それに、少しくらい痛いのは平気だし……と思っていたら、想像していたよりもずっと痛かった。
「いっ……!」
痛すぎて悲鳴すら出てこない。
どうにか耐えていたら、彼が動きを止めた。
「痛いよな、わるい」
あやすように口付けし、零士さんは枕をきつく掴んでいた私の手を、自分の身体に回させた。
「痛いなら俺に抱きついとけ」
私の額を撫で、彼が微笑みかける。
「でも……」
きっと、爪を立ててしまう。
そんなの、できない。