政略結婚のはずですが?~極甘御曹司のマイフェアレディ計画~
「私も入ってきますね」
「ああ」
零士さんはソファーに座り、濡れ髪を拭きながら携帯をチェックしだした。
妙に色っぽいそれから目を逸らし、そそくさと浴室へ逃げ込む。
これくらいでどきどきしてしまうのって、私が男性に免疫がないから?
それとも零士さんが格好よすぎるから?
私がお風呂から上がったときには寝室に零士さんの姿はなかった。
「零士さん……?」
リビングをのぞくと、電話をしている零士さんが見えた。
「わるい、ちょっとトラブル。
先、寝てろ」
私に気づいた零士さんが、一瞬だけ会話を中断して声をかけてくれる。
「はい……」
邪魔をするのも悪いし、私にできることはなにもないので素直に寝室へ引っ込んだ。
ベッドに入った途端、眠気が襲ってくる。
零士さんを待ってなきゃ、とは思ったが結局、眠ってしまった。
「ああ」
零士さんはソファーに座り、濡れ髪を拭きながら携帯をチェックしだした。
妙に色っぽいそれから目を逸らし、そそくさと浴室へ逃げ込む。
これくらいでどきどきしてしまうのって、私が男性に免疫がないから?
それとも零士さんが格好よすぎるから?
私がお風呂から上がったときには寝室に零士さんの姿はなかった。
「零士さん……?」
リビングをのぞくと、電話をしている零士さんが見えた。
「わるい、ちょっとトラブル。
先、寝てろ」
私に気づいた零士さんが、一瞬だけ会話を中断して声をかけてくれる。
「はい……」
邪魔をするのも悪いし、私にできることはなにもないので素直に寝室へ引っ込んだ。
ベッドに入った途端、眠気が襲ってくる。
零士さんを待ってなきゃ、とは思ったが結局、眠ってしまった。