今日も隣の席でぎゅっとして。 ❄
『雪羽、ごめんね』
『雪羽が一番体調悪かったのに』
『私が銀と保健室行ったから保健室使えなかったよね』
『ううん、気にしないで』
『わたしは大丈夫だから』
『姫乃ちゃんこそ、体調大丈夫?』
わたしがトークを返すと、
『私はもう大丈夫』
『雪羽、ありがとう』
姫乃ちゃんからそう返ってきて、ほっとする。
『じゃあ、凛にバトンタッチするね』
え…。
林崎くんに!?
わたしはスマホの画面をじっと見つめる。