今日も隣の席でぎゅっとして。 ❄
*
「今日、ファミレス行く?」
刻々と時間は過ぎていき、放課後。1年A組の教室で鞄を左肩に掛けた林崎くんが声をかけてきた。
「ごめん、凛」
わたしの近くに立つ姫乃ちゃんが自分の両手をぱちんと合わせる。
「私と雪羽、このまま教室に残るから」
え、わたしも?
わたしは姫乃ちゃんと顔を見合わせる。
あ、姫乃ちゃん、話合わせて欲しいって言ってる。
「うん。林崎くん、ごめんなさい」
「分かった。銀、行こう」
林崎くんがそう言うと、
「今日、ファミレス行く?」
刻々と時間は過ぎていき、放課後。1年A組の教室で鞄を左肩に掛けた林崎くんが声をかけてきた。
「ごめん、凛」
わたしの近くに立つ姫乃ちゃんが自分の両手をぱちんと合わせる。
「私と雪羽、このまま教室に残るから」
え、わたしも?
わたしは姫乃ちゃんと顔を見合わせる。
あ、姫乃ちゃん、話合わせて欲しいって言ってる。
「うん。林崎くん、ごめんなさい」
「分かった。銀、行こう」
林崎くんがそう言うと、