今日も隣の席でぎゅっとして。 ❄
*
「こら、相可、起きろ」
5限。国語の先生が相可くんに声をかけた。
国語の先生は教科書を開いたまま相可くんの隣に立っている。
「ふぁあ…っ」
伏せ寝した相可くんが欠伸をし顔を上げると、
「…黒図、こんな奴が隣で可哀相だな」
国語の先生が、わたしに向かって囁いた。
先生、なんでそんなこと言うの?
わたし、相可くんの隣で嬉しくて仕方がないのに。
すると右隣の席の林崎くんが、わたしを肩から抱き寄せる。
わたしは突然のことに驚く。
え!?
一体何が…。
「こら、相可、起きろ」
5限。国語の先生が相可くんに声をかけた。
国語の先生は教科書を開いたまま相可くんの隣に立っている。
「ふぁあ…っ」
伏せ寝した相可くんが欠伸をし顔を上げると、
「…黒図、こんな奴が隣で可哀相だな」
国語の先生が、わたしに向かって囁いた。
先生、なんでそんなこと言うの?
わたし、相可くんの隣で嬉しくて仕方がないのに。
すると右隣の席の林崎くんが、わたしを肩から抱き寄せる。
わたしは突然のことに驚く。
え!?
一体何が…。