今日も隣の席でぎゅっとして。 ❄
*
入学式の後。
ふらぁ…。
だめだ、もう限界。
みんな教室に戻って行っちゃったし、少し休もう…。
疲れてしまったわたしは廊下の窓の下で崩れ落ちしゃがみ込む。
――――パタ。
後方から、シューズの音が響いた。
パタパタ。
誰かが近づいてくる。
「入学式寝てたわ」
「マジで? 俺もだよ」
男の子達の声…!?
わたしは慌てて顔をあげる。
すると雪みたいに手の平に飴が降ってきた。
わたしは首を傾げる。
飴?
“銀のミルク”って書いてある…。
入学式の後。
ふらぁ…。
だめだ、もう限界。
みんな教室に戻って行っちゃったし、少し休もう…。
疲れてしまったわたしは廊下の窓の下で崩れ落ちしゃがみ込む。
――――パタ。
後方から、シューズの音が響いた。
パタパタ。
誰かが近づいてくる。
「入学式寝てたわ」
「マジで? 俺もだよ」
男の子達の声…!?
わたしは慌てて顔をあげる。
すると雪みたいに手の平に飴が降ってきた。
わたしは首を傾げる。
飴?
“銀のミルク”って書いてある…。