アンドロイド・ニューワールド
その後、私と奏さんは、カメやカエルエリアなどを回り。
一通り、爬虫類の館を満喫したので。
今度は、館入り口の近くにある、お土産屋さんに入りました。
なかなか興味深いものが販売されていますね。
「奏さん。ワニクッキーだそうですよ。ワニ肉が入ってるんでしょうか」
「いや…単に、ワニの形をしてるだけで、普通のクッキーだと思うよ…」
と、奏さんは答えました。
なんだ。
ワニ肉が入ったクッキーなら、甘い物好きな久露花局長にでも、プレゼントしようかと思ったのですが。
「まぁ、仕方ありませんね。ワニ肉は、ヘビ肉ほどは美味しくないイメージですし…」
「…えっ…」
「?どうかしました?」
と、私は振り返って尋ねました。
「い、いや…た、食べるの…?食べられるの…?」
「?クッキーは食べ物でしょう?」
「あ、いやそっちじゃなくて…。…うん、分かった、もう大丈夫。気にしないでお土産選んで」
と、奏さんは言いました。
良いんでしょうか。
疑問があるなら、ちゃんと解決した方が良いと思うのですが。
でも、お友達の頼みですし。
聞かなかったことにしましょう。
「む。憎きコモドドラゴンのキーホルダーが売ってますよ。嫌な因縁が出来ましたね」
「べ、別に憎まなくても…」
「あ、見てください。ガラガラヘビのキーホルダーも売ってますよ。ナイルワニのキーホルダーも」
「…瑠璃華さん、本当にヘビとワニ好きだね…」
と、奏さんは呟きました。
別に、ヘビとワニが好きな訳ではないのですが…。
「折角だから、お土産に何か買っていこうか」
と、奏さんは言いました。
「そうですね。では、私がニシキヘビのキーホルダーを買うので、奏さんはナイルワニのキーホルダーを買いましょう」
「…俺の…選択権は…?」
と、奏さんは呟いていましたが。
そのとき私は、既に二つのキーホルダーを持って、レジに並んでいました。
一通り、爬虫類の館を満喫したので。
今度は、館入り口の近くにある、お土産屋さんに入りました。
なかなか興味深いものが販売されていますね。
「奏さん。ワニクッキーだそうですよ。ワニ肉が入ってるんでしょうか」
「いや…単に、ワニの形をしてるだけで、普通のクッキーだと思うよ…」
と、奏さんは答えました。
なんだ。
ワニ肉が入ったクッキーなら、甘い物好きな久露花局長にでも、プレゼントしようかと思ったのですが。
「まぁ、仕方ありませんね。ワニ肉は、ヘビ肉ほどは美味しくないイメージですし…」
「…えっ…」
「?どうかしました?」
と、私は振り返って尋ねました。
「い、いや…た、食べるの…?食べられるの…?」
「?クッキーは食べ物でしょう?」
「あ、いやそっちじゃなくて…。…うん、分かった、もう大丈夫。気にしないでお土産選んで」
と、奏さんは言いました。
良いんでしょうか。
疑問があるなら、ちゃんと解決した方が良いと思うのですが。
でも、お友達の頼みですし。
聞かなかったことにしましょう。
「む。憎きコモドドラゴンのキーホルダーが売ってますよ。嫌な因縁が出来ましたね」
「べ、別に憎まなくても…」
「あ、見てください。ガラガラヘビのキーホルダーも売ってますよ。ナイルワニのキーホルダーも」
「…瑠璃華さん、本当にヘビとワニ好きだね…」
と、奏さんは呟きました。
別に、ヘビとワニが好きな訳ではないのですが…。
「折角だから、お土産に何か買っていこうか」
と、奏さんは言いました。
「そうですね。では、私がニシキヘビのキーホルダーを買うので、奏さんはナイルワニのキーホルダーを買いましょう」
「…俺の…選択権は…?」
と、奏さんは呟いていましたが。
そのとき私は、既に二つのキーホルダーを持って、レジに並んでいました。