アンドロイド・ニューワールド
しはらくは、そんな美しい花壇が続いており。
なんとも綺麗な景色を堪能させてもらい、緊張感がややほぐれてきた…、
と、思っていたところに。
「…!?奏さん、謎の建物を発見しました」
「な、謎って…。よく見てみなよ。あ、熱帯地域に生息する植物だって。暑いところに住んでる植物だから、エアコンで暖かくしておかないと、」
「おのれ狡猾な…!青空の下、綺麗な景色を見せておきながら、いきなりこのような密室に誘い込んでくるとは。さては、こちらが油断するのを見計らっていましたね?」
「…うん。相変わらず話を聞かないね」
「警戒してください奏さん。どんな毒草や毒花が待ち構えているか、分かったものではありません。やはり防塵マスクは持ってくるべきでした…」
「あのね、大丈夫だから。見て?皆普通に入ってるし、普通に出てきてるし。そんな心配しなくても、」
「しかし何が出てこようとも、必ず奏さんを守りますから、安心してください」
「瑠璃華さんこそ、安心して入ろうよ…」
と、奏さんは言いました。
いざ、二人で熱帯地域植物館に入りました。
一体、どんな魑魅魍魎が待ち受けているのか…。
…腕が鳴りますね。
なんとも綺麗な景色を堪能させてもらい、緊張感がややほぐれてきた…、
と、思っていたところに。
「…!?奏さん、謎の建物を発見しました」
「な、謎って…。よく見てみなよ。あ、熱帯地域に生息する植物だって。暑いところに住んでる植物だから、エアコンで暖かくしておかないと、」
「おのれ狡猾な…!青空の下、綺麗な景色を見せておきながら、いきなりこのような密室に誘い込んでくるとは。さては、こちらが油断するのを見計らっていましたね?」
「…うん。相変わらず話を聞かないね」
「警戒してください奏さん。どんな毒草や毒花が待ち構えているか、分かったものではありません。やはり防塵マスクは持ってくるべきでした…」
「あのね、大丈夫だから。見て?皆普通に入ってるし、普通に出てきてるし。そんな心配しなくても、」
「しかし何が出てこようとも、必ず奏さんを守りますから、安心してください」
「瑠璃華さんこそ、安心して入ろうよ…」
と、奏さんは言いました。
いざ、二人で熱帯地域植物館に入りました。
一体、どんな魑魅魍魎が待ち受けているのか…。
…腕が鳴りますね。