アンドロイド・ニューワールド
お次は、『Neo Sanctus Floralia』の人達。

まずは、久露花局長。

いやこれシルナやん、って言われたらまぁそうなんですけど。

あくまで別人です。自分の作品を自分でオマージュしてるだけです。
 
性格も味覚も全部シルナオマージュです。それ以外語ることはありません。

それでも、野いちご新規さんの為に、ちょっと解説しておくと。

めちゃくちゃ頭が良くて、『Neo Sanctus Floralia』で『新世界アンドロイド』の開発を行っています。

ちなみに今作では、2体のアンドロイドさんが出ていますが。

二人の形式番号は、適当につけた…ものではなく。

それぞれ、この二人のキャラ設定を考えた日、つまり二人のキャラの誕生日を4桁で番号にしただけです。

という訳なので。

桜崎が瑠璃華ちゃんというキャラクターを考えたのは、1027番、つまり10月27日で。

碧衣君を考えたのは1110番、つまり11月10日だった訳ですね。

そんなつまらない理由でした。

そういえば、久露花局長の名前。

色の漢字が入ってませんが、久露(黒)花ってことで(←適当)。

基本的に第4局では、久露花局長の方針のもと、『新世界アンドロイド』は全員「人」であるとみなしているので。

瑠璃華ちゃん達アンドロイドのことを、必ず名前(ヘレナちゃん)で呼んでいます。

そして例によって心配性なので、「瑠璃華ちゃん大丈夫かな〜」と、結構気にかけてます。

ついでに、極度の甘党です。大好物はチョコレート。やっぱシルナだお前は。



そして、そんな久露花局長を支える副局長。

朝比奈翠さん。

クロノスタシスにはいない、ちょっとおどおどおっとりしたタイプの女の子です。

桜崎にしては、珍しい性格の女の子ですね。

密かに、桜崎お気に入りキャラでもあります。

頭はめちゃくちゃ良いです。

びっくりすることがあると、凄くテンパるタイプですが。

上司である久露花局長が、それ以上にテンパるので、大抵翠ちゃんが局長を宥める役目になっています。

君は出世するよきっと。




では次、第2局の面々。

まず第2局の局長。紺奈松理局長。

紺奈局長の性格は、久露花局長とはかなり対極にありますが。

この第2局、一体どうなってるのか本当気になりますよね。

いや、それより碧衣君どうなってんの、と。

紺奈局長本人は、瑠璃華ちゃんや碧衣君のことを名前では呼ばず、番号で呼んでいます。

彼はあくまでアンドロイド達のことを、人間とは別の存在だと思っているからです。

見下りしたり蔑んでいる訳ではなく、単に「人とは違う存在」だと認識しているだけです。

『新世界アンドロイド』とは呼ばず、人型聖宝具と呼んでいるのもそのせいですね。

あくまでアンドロイド達とは、研究者と被験者、の立場に徹していましたが。

何の因果か、碧衣君みたいな特例が生まれてしまい、ご本人は戸惑っているご様子。

無口でむっつりしてるタイプなので、碧衣君みたいにガツガツ来られると、どう対処したら良いのか分かっていません。

それで、「もしかして自分を含め、第2局の人間としか関わってないのが原因では?」と思って、『人間交流プログラム』を考案。

早速、碧衣君に適用してみたところ。

むしろ逆効果で、ますます紺奈局長に傾倒していく碧衣君。

瑠璃華ちゃんには良い傾向が出ていますが、碧衣君の場合、効果は出てるけど逆効果で、どうしたら良いのか内心めっちゃ困ってそうな紺奈局長です。

が、私はそんな紺奈局長好きですよ。

とか言ってたら、碧衣君に消されそうなのでやめよう。

ちなみに紺奈局長って、読み方「かんな」局長なんですが、漢字変換で出てこないのでいつも「こんな」局長って書いてる。

何なら普通「紺」は「こん」って読むので、読者様からは「こんな局長」って思われてそうですが。

「かんな局長」です。間違えたら碧衣君に怒られますよ。




お次は、そんな紺奈局長の頭痛の種、碧衣君。

正式名称は、『Neo Sanctus Floralia』第2局所属、Sクラス1110番、コードネーム『アロンダイト』です。

人間としての名前は、紺奈碧衣君です。

瑠璃華ちゃん以外の『新世界アンドロイド』を登場させるかどうかは、ストーリー開始時には特に決めていませんでした。

でも、主要人物瑠璃華ちゃん奏君、+第4局の局長と副局長だけ、つまり四人だけのストーリーって、なんか少ないなーと思い。

物語の幅を広げる為に、登場して頂いた次第です。

基本的には第4局の瑠璃華ちゃんと、大してスペックの差はありませんが。

局によってびみょ〜…に開発方針が違うので、その分スペックにも若干の差があります。

第4局の場合は、久露花局長の方針のもと、「より人間的な知能を持った」アンドロイドに。

第2局の場合は、紺奈局長の方針のもと、「よりアンドロイドらしい」アンドロイドに。

それぞれ造ってあるので、序盤登場したとき、ステルス機能だけ碧衣君の方が高かったのは、そのせいです。

とはいえ、このスペックの差は、本当誤差みたいなものなので。

それによって、大きな力の違いがつくものではありません。

アンドロイドらしいはずの碧衣君、全然アンドロイドっぽくないですしね。

むしろ人間ぽく造られたはずの瑠璃華ちゃんの方が、全然アンドロイドっぽいという矛盾。

こればかりは、開発者でも予測不可能な各アンドロイド達の「個性」です。

しかしまぁ、「個性」というには、碧衣君は強烈過ぎますよね…。

ヤンデレアンドロイドって、誰得だよ。

言うまでもなく、碧衣君は紺奈局長大好きです。もう大好き過ぎてヤバいです。

そして、自分は紺奈局長と相思相愛だと信じ切っています。

しかし紺奈局長は勿論そんなつもりはないので、否定しますが。

それさえも碧衣君は、「紺奈局長はシャイだから認めないだけ」だと思っています。

ルレイアとルルシーだな。関係が。

個人的にこの第2局の二人は好きなので、もし続編があれば、もっと登場機会を増やしてあげたい。

何なら第3のアンドロイドが出てきたりして。

収集つかなくなりそう。

ちなみに小ネタですが、碧衣君が通っている学校は、私立青薔薇学園だったりします。

えっ、この時代にもあるんですか!?あるんです。



次、忘れかけてましたが、星屑学園のギャラリー達。

代表的なのは、やはり湯野さんと悪癖お友達一行ですね。

いかにも、「陰湿な女子高生」を絵に描いたような子達です。

あくまで悪役(?)ポジションなので、嫌な奴みたいな描かれ方をしていますが。

普通、目の前で「私はアンドロイドです」とか言ってるクラスメイトがいたら、

「コイツ電波かよ」と思うのは、当然だと思います。

だからって、それを過剰に弄るのは駄目ですが。

更に、車椅子の奏君への暴言。

この辺は、完全にアウトです。やめましょう。

何なら、佐賀来先生を始め、星屑学園の先生方も。

ハンディキャップのある生徒への配慮を、ちゃんと考えましょう。

瑠璃華ちゃんもだいぶ喧嘩腰で、めっちゃ怒ってましたね。

あんなに先生に食って掛かれるのは、瑠璃華ちゃんが『新世界アンドロイド』であり、教師からの評価を全く気にしていないからです。

友達が冒涜されて、怒るのは当然だけれども。

口の悪さには気をつけような、瑠璃華ちゃん。



で、ぽっと出で出てきて、これまたぽっと消えてしまった生徒会長。

当初は名前をつける予定が、結局名無しの生徒会長になってしまいました。

彼はね…。湯野さん達に比べれば、そんなに悪い人ではなかったんですが…。

如何せん、相手(瑠璃華ちゃん)が悪かったですね。

そもそも、容姿が良くて頭も良い、ってだけで安直に告白するのも、どうかと思うなぁ。

もうちょっとよく、相手のことを見てから判断しようよ。

良くも悪くも生徒会長は、周囲からの評判が好評過ぎるので。

「この俺が告白するのだから、当然相手は喜んで承諾するはずだ」という思い込み、要するに自惚れがある人でした。

それ故に、かなりプライドが傷つく形でフラれることとなりました。

気の毒ではありますが、発言がちょっと差別的なので、個人的にはあまり同情は出来ません。




登場人物紹介は以上ですかね。

この作者、モバスペ時代からずっと、作品の中に「青い薔薇のブローチ」を登場させるっていう謎ジンクスがあるんですが。

今回のブローチポイントは、言うまでもなく植物園でのエピソードと。

『Neo Sanctus Floralia』本部にも、実は同じブローチが置いてあったりします。

エンブレムですからね。

はい、ではまたちょっと改ページしますね。
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