君の笑顔〜アナザーストーリー〜
家に帰って一人になっても、ショックだとか傷ついたという気持ちはなかった。

俺…もしかしたら心のどこかで諦めていたのかも。

でも、自分から動こうと思ったのは初めてだから、最後までやり切ろうと思っていた。

気持ちを伝えるまで終わりじゃないと…


好きだと言えただけでも俺にとっては目覚ましい進歩だ。

今晩はゆっくり休もう…

こたつで足を延ばしてあくびをしたらケータイが鳴った。
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