君の笑顔〜アナザーストーリー〜
第3章 俺のフィーリング
他校の研究会との飲み会があるそうだ。

こういうのも大事だよな。

喜んで出席した。

勉強会の後だから余計に楽しみだ。


歓迎会のように特に席のくじ引きはなかったけど、喫煙族と禁煙族で別れた。

俺は…どこに座ろうか。

他校の人はみんな初対面だし、うちのサークルの子とも特に打ち解けてないし…

唯一喋れる人は…キャバ嬢…

めちゃくちゃってわけじゃないけど、キャバ嬢…舞岡さんとは喋るようになった。

授業中にこっそり喋るぐらい。

舞岡さんは…いたいた!

すぐにわかるんだよ。

目立つから。

ちょうど喫煙族と禁煙族の境目にいる。

隣も空いてるな。

あそこ行こう。
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