独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。




「……ん、」



ふと机に小銭こぜにが置かれて、視線を上げると俊だった。



「えっ、お金なんて気にしなくていいよ!?」



勝手に私が買ってきただけなんだし。



「やだ、男がおごられるなんて」


「そ、そうなの?じゃあ、もらうね……。」




って!



さっきまでケンカ中だったのに、何気ない会話できてるしっ。



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