独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。




「飲みたい」



カルピスを飲んでいる私に、俊が指さす。



「はいっ」


「ん。」



とあげたものの、これって!



か、間接キス……だよね?



今さら気づいてほっぺたがほてる。



「おいしい」


「あ、ほんと!よかった」




まぁでも喜んでもらえたしいっか。



俊もとくに気づいてなさそうだ。




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