独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。
「2人とも、めっちゃ激かわじゃんっ!どうしよー、俺どっちも彼女いるみたいになって……」
「あほか!この浮気者め!」
「いっでぇ……!!マジのビンタすんなよ……」
あいかわらずの仲よしさんで、ほほ笑ましい光景に口元がゆるむ。
「ちょっと結々……浴衣着てきてるじゃん」
「きゃっ!?」
突然、後ろからギュッと抱きしめられて、私の心臓はバクバク……。
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