独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。
「てか、女子はこういうのが好きなの?壁ドンとか……」
「えっ!?う、うん……
そうだね、憧れちゃうかな!」
もしも俊にされたら……
なんて考えるのさえもドキドキ。
誰もが一度は憧れるシュチュエーションなんじゃないかな。
「漫画みたいに器用にできないんだよな……俺がやってもキマんねぇし」
「もしよければ!私を練習台に使ってもいいよ」
役に立ちたい。
そして、2人をくっつけたい。
一瞬だけ佐々木くんは、目を見開いたようだったけど、すぐにぱぁっと明るい表情になる。