独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。
♡モテ王子の甘い熱でとかされて
:
*
夏休みも明けて始業式。
今日からまた学校生活がはじまります。
「ふぁぁー……」
学校に着いてからも、ひさしぶりの早起きにあくびがとまらない。
「ゆーゆ、眠い?」
上ぐつを出してロッカーのドアを閉めていると、背後に立つ俊に急に声をかけられて肩がびくっとはねる。
「わっ、俊!」
「眠たそうなとろんとした目が、かわいかったから」
俊が口元をゆるめて笑う。
*
夏休みも明けて始業式。
今日からまた学校生活がはじまります。
「ふぁぁー……」
学校に着いてからも、ひさしぶりの早起きにあくびがとまらない。
「ゆーゆ、眠い?」
上ぐつを出してロッカーのドアを閉めていると、背後に立つ俊に急に声をかけられて肩がびくっとはねる。
「わっ、俊!」
「眠たそうなとろんとした目が、かわいかったから」
俊が口元をゆるめて笑う。