独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。



途中で俊におどろいちゃったから、まだ送れてはないんだけどね。



「誰としてたの?」


「亜莉朱ちゃんとだよ!」


「ふぅん。何のために?」



「文化祭のお礼、をしたくて……」



こ、こわい……!



どんどんけわしい表情になっていく俊が、とんでもなくおそろしいよー……。



「じゃあ、そのメッセージちょっと見して。僕に見せられるよね?悪いことしてないなら」


「あぁーっ!?私のスマホ返してー……っ」


「嫌だ」



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