独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。
だからね、今はもう怖くない。
この先また困難な壁にぶつかったとしても、俊となら乗りこえられる。
そう思える。
今までもぜんぶ乗りこえてきたんだもん。
けど、となりの王子様は今日も変わらない。
あいかわらずの嫉妬日和だ。
──でもね、そんな君も、
私は大好きでいとおしくてたまらない。
この日常が最高に幸せ、だと。
そう思う毎日で仕方ないんだ──…