塩彼氏の愛
「…泊まって迷惑じゃないの?
ユンちゃん毎日忙しいから、1人の時間必要じゃない?そもそも私達本当に付き合ってるって言えるのかね…ユンちゃん家には何度も行った事あるけどさ、さすがに泊まるってのはさ…」
と、首を傾げてユンちゃんを見上げると、さっき一瞬だけ見せた砂糖の笑顔が氷点下まで冷え、いつもの誰も寄せ付けない印象に変わる。
「なんなの?オマエ…告白だって俺からしたし、もう4年もたってるんだぞっ‼︎そもそも付き合ってもいない女に俺はあんな事しない。
わからないのか?!このバカが!」
はぁ?!ムカつく〜!
なんなのよ?!
ユンちゃんはいっっつもそう‼︎
一言多いんだよ!!!ユンちゃんの腕から離れて不満をあらわにする。
「はぁ?!そっちこそ何言ってんの?
私、告白なんてされてないですけどっ‼︎」
「いや、した。 お前の相手が務まるのは俺くらいだしって言った。事実だろ?!こんな無自覚でバカなんだから」
と、アホみたいに整った顔でボソッと言い放つと私の腕をグイッとまた掴んでくる。
私の怒りのボルテージも最高潮。
「なんなのそれ?!そんなの告白じゃないっ‼︎
好きだとか愛してるとか一度も言ってくれた事ないじゃない‼︎ユンちゃんはさ、女子除けのために私といるんじゃないの?!うん、絶対そう!無難な私を側に置いておけばいいもんね!楽だもんね!喋らなければ誰もが振り返るくらいカッコイイもんね!!私の人生なんだと思ってんのよ!ふんっだ!ユンちゃんなんか知らない!もうっ!離してよッッ!!」
ハァハァハァ…
肩で息をしながらユンちゃんをグイッと両手で引き離し、距離を取ると、私史上最恐の渾身の睨みをきかせ、プイッと顔を背けると自然と涙が込み上げてくる。
泣くな!ハナ!!ガンバレ私。
下を向いて、自分で自分を慰め必死に耐える。
すると、ユンちゃんはハッとしたような顔で
フゥ…と軽く1つため息をつくと、困ったような顔して今度は私の服の裾を掴み
「ハナ……そんな事考えてたのか?
だから、今まで一度も家にも泊まってくれなかったの?俺とは付き合ってないと思ってたのか…?」
ユンちゃん毎日忙しいから、1人の時間必要じゃない?そもそも私達本当に付き合ってるって言えるのかね…ユンちゃん家には何度も行った事あるけどさ、さすがに泊まるってのはさ…」
と、首を傾げてユンちゃんを見上げると、さっき一瞬だけ見せた砂糖の笑顔が氷点下まで冷え、いつもの誰も寄せ付けない印象に変わる。
「なんなの?オマエ…告白だって俺からしたし、もう4年もたってるんだぞっ‼︎そもそも付き合ってもいない女に俺はあんな事しない。
わからないのか?!このバカが!」
はぁ?!ムカつく〜!
なんなのよ?!
ユンちゃんはいっっつもそう‼︎
一言多いんだよ!!!ユンちゃんの腕から離れて不満をあらわにする。
「はぁ?!そっちこそ何言ってんの?
私、告白なんてされてないですけどっ‼︎」
「いや、した。 お前の相手が務まるのは俺くらいだしって言った。事実だろ?!こんな無自覚でバカなんだから」
と、アホみたいに整った顔でボソッと言い放つと私の腕をグイッとまた掴んでくる。
私の怒りのボルテージも最高潮。
「なんなのそれ?!そんなの告白じゃないっ‼︎
好きだとか愛してるとか一度も言ってくれた事ないじゃない‼︎ユンちゃんはさ、女子除けのために私といるんじゃないの?!うん、絶対そう!無難な私を側に置いておけばいいもんね!楽だもんね!喋らなければ誰もが振り返るくらいカッコイイもんね!!私の人生なんだと思ってんのよ!ふんっだ!ユンちゃんなんか知らない!もうっ!離してよッッ!!」
ハァハァハァ…
肩で息をしながらユンちゃんをグイッと両手で引き離し、距離を取ると、私史上最恐の渾身の睨みをきかせ、プイッと顔を背けると自然と涙が込み上げてくる。
泣くな!ハナ!!ガンバレ私。
下を向いて、自分で自分を慰め必死に耐える。
すると、ユンちゃんはハッとしたような顔で
フゥ…と軽く1つため息をつくと、困ったような顔して今度は私の服の裾を掴み
「ハナ……そんな事考えてたのか?
だから、今まで一度も家にも泊まってくれなかったの?俺とは付き合ってないと思ってたのか…?」