朝の陽射しを見つめて
「いや、大丈夫。気を使ってくれてありがとう。」
意外にも丁寧ね対応だった。変な人ではないのかもしれない。
「大丈夫なら良かったです。」
私も笑ってみせた。あまり人と話す気でもなかった私は帰ろうと思った。
「‥朝早くにこの広場に俺以外に人がいるの初めて見た。」
また笑いかける彼の目はどうしてここにいるの?と私に問いかけている。
私も彼に同じ質問をしたい。
「早く起きたからなんとなくです。あなたは?」
当たり障りのないことを言って私も問い返した。
「」