頼くんを堕とす方法
昼休み……、





正直、4限目の授業は上の空だった。




この昼休みがドキドキすぎて…。






紬が教室から出て行くのを見送ると、頼くんの教室へと足を向けた。




教室を覗く前に、一度気持ちを落ち着かせる。






「よしっ」





気持ちを作ると、そっと顔を覗かせた。





頼くん…頼くん………あ、いた!




教室の後ろで男子数人と笑い合っている頼くんの姿を捉える。






あの笑顔…最高すぎるっ!!





「かっこいい…」
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