頼くんを堕とす方法
普通だったらここで色々言われるところだけど、今日はなにも言ってこない。






てことはオッケー!なんだよね?




並んで歩いていいんだよね!?






思わず顔がニヤける。






「なにニヤけてんの。そういう顔しながら歩くなら後ろ歩いて」



「っ…もうニヤけないからっ」



「てか本気でついて来る気?」



「もちろん!」






ある意味これもデートだもん。






ちょっと無理あるけど、そう思わせてほしい。





「…ちなみに、今日どこ行きたかったわけ?そんな張り切った服装してるけど」



「え?あ〜…それは決めてなくて…ただ、頼くんと会えるならと思ってちょっと気合い入れてみただけ」
< 127 / 414 >

この作品をシェア

pagetop