頼くんを堕とす方法
いったいどこへ?…




そのまま大人しくついて行くこと数分。





頼くんはお洒落な外観のカフェに入って行くようだ。





確かここって…先月あたりにオープンしたばかりだったような?





「あんたなに頼む?」



「え?」






お昼を過ぎた店内は程よい人の多さで、すんなり席を確保できた。





お互い向かい合う形で座ると、メニューを渡しながらそう尋ねてきた。






「だから、なに食う?って聞いてんの」






それはわかってるんだけど…




え、わたしと!?




これってデート…じゃん。
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