頼くんを堕とす方法
沈黙に耐えれず口を開く。




「……別に嫌いじゃないけど」



「そうなんだ?じゃバレンタインはチョコ食べたい放題だね」



「なんでそういう発想になんの?…そもそも受け取らないから。返すのめんどくさいし」






スマホを見ながらだけど、会話はしてくれる。





「で、でも彼女のは受け取る…でしょ?」



「その時期は彼女作らないようにしてきたから」




「…へ〜…」






じゃこのままズルズル付き合ったとしても、バレンタインが近づけばさよならってことなのかな…?





頼くんのことだから有り得そう。







「お待たせしました〜」





頼んだものが届き、頼くんとの会話は一旦終了。
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