頼くんを堕とす方法
「っ……頼、くん…」





見上げるとそこには無表情の頼くんが。



その手にはもちろん筆箱。





立ち上がりながら「返して」と筆箱を奪おうと試みるけどヒョイと上にあげられ意地悪される。







「頼くん………もういい」




筆箱なんてくれてやる。





筆箱を諦め歩き出そうとすると、腕を掴まれ教室内に戻されてしまった。






後ろは壁。




目の前には頼くん。






な、なに?この状況…!!





「よ、頼くん…?」
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