頼くんを堕とす方法
言い過ぎたかもしれないけど、わたしは間違ってないよね?





悪いのは頼くんだもん…。






あ〜…もう今から化学室行っても遅刻だよ〜。




頼くんと言い合いしてる最中にチャイムは鳴っていた。






「…サボろ」





どっちみちこんな気持ちで授業なんて受けれないし。






そんなこんなで向かった先は屋上。






日陰を見つけ、そこまで歩いて行くと先客が。




「あ、莉子ちゃん。サボり?」



「末松くん…うん、サボり」







末松くんの隣に座ると小さくため息を吐いた。
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