頼くんを堕とす方法
っ……



うん…そんな感じだろうとは思ってたよ。







「でも悪いのは頼くんだよっ。知らない人にわたしの悪口言っちゃうんだもん…ひどいよ」



「それだけ莉子ちゃんのこと信用してるんじゃない?」



「信用?」



「莉子ちゃんなら許してくれる、って……これは俺の勝手な思い込みだけどさ、頼は少しずつ莉子ちゃんに心開いてると思うよ」



「またまた〜…それはないよ。多分、頼くんはわたしのこと嫌いだよ」







それも女子の中でダントツでね。





付き合う前はこんなはずじゃなかったんだけどな。




少しでも頼くんに好かれようと…






思ってたのに。
< 150 / 414 >

この作品をシェア

pagetop