頼くんを堕とす方法
スマホ、頼くんが持ってるんだった。





はぁ…最悪じゃん。




明日、青野くんにでも頼んでスマホ返してもらお。






そんなことを思いながら家路についた。





頼くんにとって、わたしの存在価値はどれほどなんだろう?




そもそもわたしに価値なんてあるのかな…?







…女子なら誰でもいいんだもんね。





それはわたしじゃなくてもいいってこと。





そろそろ頼くんの彼女…辞めるべきかな〜。





わかっていながら不幸の道を選ぶことはないよね。






…別れ…を視野に入れていこう。
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