頼くんを堕とす方法
「っ…なんでここ?…」





目の前の建物を見るわたしの顔は怯えているに違いない。




なんでよりによってお化け屋敷なの〜!?






苦手なんだよな〜。




作り物とわかってはいるものの、脅かし方が汚いんだもん!…。






「あんたのその顔見たくて連れてきた」




と意地悪な笑みを浮かべる頼くんを睨む。






鬼だ!悪魔だっ!!最低だーっ!!!




「さっさと行くぞ」





なんの迷いもなく足を踏み入れた頼くんにとりあえず着いて行く。






…頼くんと2人……いいのかな。
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