頼くんを堕とす方法
だけど、やっぱりどうしても頼くんが好き…


頼くんだけが好き、___





だから、律くんの気持ちには応えられない。






「頼が誰を好きなのか、ちゃんと聞いてみたら?俺が莉子ちゃんの背中を押す理由の中に、その答えも入ってるから」






そう言った律くんはわたしの後ろに回ると、優しく背中を押してくれた。





「頑張れ」




そう言って。





……こうなったら行くしかないでしょ!




律くんに背中押してもらったわたしは最強だよ!






頼くんが誰を想っているのかわからないけど、この気持ちだけでももう一度伝えておきたい。





だから頼くん待ってて!
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