可憐な少女の恋物語
 本当は……先輩を自分だけのモノにしたい。このまま、先輩と二人だけの世界へ旅立ちたかった。


 でも、それを望んではいけない。もし、望んでしまったら……この時間も奪われてしまうのだから。


 時間にして数分、でも私にとっては数時間にも感じていた。甘い時間に酔いしれ、今日のマッサージが終わってしまう。


 この大切な時間は私の宝物。たとえ、彼女がいようとも、この時間の先輩は私だけのモノ。この時間があるから……私は幸せなのだ。
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