HERO~先生の攻略法~
「今日は1人なんですね!」
「え、ええ。ま、あ」


朝も2人っきりだったのに、急にくすぐったい感じになるのは何故だろう。


何故か無言のままバス停まで辿り着く。


少し焦りをかんじてしまう時間だけど、それさえ愛おしい。


結局、ろくに話さない家に公園まで辿り着いてしまった。


家まで後少し。


私の一日の中の幸せなひと時が、またひとつ終わってしまう。


でも、夜は先生とメッセージのやり取りを出来るはずだ。
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