HERO~先生の攻略法~
先生にメッセージを送りたい願望に駆られて、仕方がない。


その願望を忘れる為に、お風呂に入って時間を潰したはずだった。


しかし、何処に居ても先生の事を思い出さない時間は無い。


胸がギュッと締め付けられて苦しい。


「せんせ、い……」


恋は重症だ。


お風呂を出ると髪を乾かし、ご飯を食べる。


ゆっくりと味わい部屋に戻ると、スマホを手に取った。


エミリからのメッセージが1件。





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