HERO~先生の攻略法~
先生と待ち合わせをして、車に乗り込むと走り出す。


先生と一緒なら街のネオンさえロマンティックに見えるから不思議。


「先生……」
「どうしました?」
「何で、ここまで良くしてくれるんですか?」


生徒だからなんて、興醒めする言葉は返さないで。

心の中でそう祈る。


「滝沢さんの事、好きだからですよ?」
「嬉しい!私も先生の事好き
ですよ!」
「じゃあ、付き合いますか?」
「へっ?」


何が起こっているのだろう。


< 314 / 425 >

この作品をシェア

pagetop