HERO~先生の攻略法~
「も、もしかして秋から守ってくれた時で、すか?」
「俺以外の男の名前は呼ばないで__」
「あ、はい」


もしかして、ヤキモチ?


そうだったら、凄く嬉しい。


「俺、見苦しいですね……。

くるみが他の男の名前を読んだだけで、モヤモヤしてしまいます。ごめんなさい」
「い、いえ。
凄く、嬉しかったりします……」


先生に支配されたいなんて考えてしまうから、どうしようも無い。


「くるみの事、最初に気になったのはもっと前ですよ……。

気が付いたら目で追っていたせいで、痣にも気付く事が出来ました」
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