HERO~先生の攻略法~
だって、今考えたら秋と付き合っていた事実が人生の汚点みたいに感じてしまうから。


「ねえ、雑貨屋行こう!」
「そうだね……」


秋の新しい彼女の事が気にならなかった訳じゃない__


むしろ、物凄く気になって堪らない。


ただ、彼女は秋の本性を知りながらもその手を選んだのだ。


私だから分かる。


本人が秋を断ち切る気がない以上どうしようも無いだろう。


雑貨屋の中に入ると、アクセサリーコーナーが視界に入る。
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