HERO~先生の攻略法~
「俺、遊園地行きたい!!」


突然、そう口にした秋に目を輝かせるエミリ。


「遊園地なんて小さい時ぶり!!
エミリも、遊園地行きたい!!」
「じゃあ、行こう!!」


そう言って、遊園地に向かった。


私の分の入場券を買って、スマートに渡してくれた秋。


同じ年なのに、大人っぽさを感じてしまう。


「あ、ありがとう!私の分のお金……っ」
「要らない。
その代わり、楽しめよ!」
「う、うん。ありがとう……」
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