HERO~先生の攻略法~
中に入ると、元気に動き回るエミリ。


「ジェットコースター乗りたい!!」


なんて、とんでも無い言葉を口にする。


私は、絶叫マシンが苦手だ__


どうしようか悩んでいると、私に近付いて来た秋。


「ねえ!」
「はい!」
「敬語じゃなくていーから!」
「あ、うん……」
「くるみって、絶叫マシン苦手でしよ?」


なんだか、秋が私の事を理解してくれている事を嬉しいと感じながら首を縦に振る。
< 80 / 425 >

この作品をシェア

pagetop