HERO~先生の攻略法~
そう言うと、彼氏の元に向かうエミリ。


「2組に別れよう!
何かあったら、電話頂戴ね!!」
「うん、分かった」


2人きりになったのは良いけど、何を話したらよいいかと焦ってしまう。


「くるみは何乗りたい?」
「わ、私は怖くないやつか、な?」
「うーん。
俺は観覧車乗りたいけど、最後だよな。
とにかく、色々見て回るか!」
「う、うん」
「じゃあ、行こう」


そう言うと、自然に手を繋いで来た秋。


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