堅物騎士団長から妻に娶りたいと迫られた変装令嬢は今日もその役を演じます
「だから、このタイミングで潜入を試みて欲しい。陛下の護衛という名目で我々も同行するので、何かあれば助けることができる」
「うむ」
そこでショーンは頷いた。
「そうだな。その件も考えておいたほうがいいな。ところで、第一からは誰を出す予定だ?」
「ああ、まだ決めきれていないが。私は出ることになるだろう。その間、サニエラにはこちらを任せることになるな。それから、陛下の護衛から二人だな。他、第一の警備担当から二人」
「つまり、全部で五人だな」
「そうだ」
ふーむ、とショーンは顎に手をあて考えた。
「こちらからはレオンを通訳として出す。だが、彼女一人では危険だな。ドミニクも出そう」
「え。ドムお兄さまですか?」
「うむ」
そこでショーンは頷いた。
「そうだな。その件も考えておいたほうがいいな。ところで、第一からは誰を出す予定だ?」
「ああ、まだ決めきれていないが。私は出ることになるだろう。その間、サニエラにはこちらを任せることになるな。それから、陛下の護衛から二人だな。他、第一の警備担当から二人」
「つまり、全部で五人だな」
「そうだ」
ふーむ、とショーンは顎に手をあて考えた。
「こちらからはレオンを通訳として出す。だが、彼女一人では危険だな。ドミニクも出そう」
「え。ドムお兄さまですか?」