ちょっとばかりの微熱を。
お兄ちゃ、抱きついて、見上げたら、高い。すっごく。
「っ、よし、お昼買いに行こう、羽瑞希」
「ヨーグルト!!」
「子供かよ」
「子供、だもん。」
*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。
「お兄ちゃ、頑張って、けんきゅ、」
「あぁ、羽瑞希が応援してくれるから頑張れるよ」
そういって、お兄ちゃ、微笑んでる、けど。
ここ、高等部、目の前。
見てる、みんな。
はずかし、ちょっと。
「羽瑞希も頑張れよ。学校終わったらTSUNAGAL送って」
「帰れる、いっしょに?」
「あぁ、一緒に帰ろうな。もう5分前きっちゃうからじゃあね」