お兄ちゃんが好き
「シャワー浴びてきていいか?」
「いいよ。」
テレビを見ていた。
兄といると落ち着く。

いつの間にか眠っていた。
「寝てた。ごめん。」
「おはよう。泊まってく?もう、終電に間に合わないし。」
「いいの?ごめんね。」

「シャワー貸して。あと、パジャマ。」
「はーい。」
兄のパジャマはデカかった。
ズボンはさすがに大きすぎて、履くのをやめた。
「ズボンデカイよ。」
「男だから、仕方ないだろ。
文句言わない。」

「ベッドで寝ていいよ。俺ソファーで寝るから。」
「寒いじゃん。一緒に寝ようよ。」
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