手紙
結局、適当な公立高校に入学した私は奨学金で高校へ進んだ事だけが、私のできた唯一の親孝行だったように思います。
高校は楽しかった。沢山の友達と出会えたし、正直真面目に通ってはいなかったけど、それでも楽しかった。今でも大切に思える友達との出会いでした。
私は当時、貴方に嘘を重ねていました。友達の家に泊まると称して彼氏の家に寝泊まっていました。嘘をついてごめんなさい。
貴方が嫌いだったんじゃない。あの家の中に私の居場所を感じなかったんです。
でも、私が初めて自らやりたいと言った事を喜んで応援し、協力してくれましたね。あの時は感謝しています。ありがとう。
それを中途半端に投げ出してしまった事を今、後悔しています。ごめんなさい。
やりたい事をなくしてしまった私は、家を出る事だけを強く思っていました。
高校を卒業した後に『進学すればよかったのに』と言いましたね。残念ながら私には大学まで奨学金で行けるほどの学力はありません。
その言葉からしばらくして、私は家を出ることを決めましたね。
それが理由ではなく、ただのタイミングときっかがその時期だっただけですが、私はそれから二度と貴方と暮らす事がなくなってしまいました。今はそれが少し寂しく思います。
高校は楽しかった。沢山の友達と出会えたし、正直真面目に通ってはいなかったけど、それでも楽しかった。今でも大切に思える友達との出会いでした。
私は当時、貴方に嘘を重ねていました。友達の家に泊まると称して彼氏の家に寝泊まっていました。嘘をついてごめんなさい。
貴方が嫌いだったんじゃない。あの家の中に私の居場所を感じなかったんです。
でも、私が初めて自らやりたいと言った事を喜んで応援し、協力してくれましたね。あの時は感謝しています。ありがとう。
それを中途半端に投げ出してしまった事を今、後悔しています。ごめんなさい。
やりたい事をなくしてしまった私は、家を出る事だけを強く思っていました。
高校を卒業した後に『進学すればよかったのに』と言いましたね。残念ながら私には大学まで奨学金で行けるほどの学力はありません。
その言葉からしばらくして、私は家を出ることを決めましたね。
それが理由ではなく、ただのタイミングときっかがその時期だっただけですが、私はそれから二度と貴方と暮らす事がなくなってしまいました。今はそれが少し寂しく思います。