オトメは温和に愛されたい
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いち早くコーヒーを飲み終えた温和が、「そういえば……俺たち、来年の夏に式を挙げようと思っています。おふたりとも是非いらしてくださいね」と言って。
私は思わずコーヒーを吹き出しそうになってしまった。
え!?
まだ何も煮詰めてないのに、それ、決定事項だったの!?
温和ぁーーーー!
何だか知らないうちに外堀をどんどん固められているように感じるのは……気のせいでしょうか?
いち早くコーヒーを飲み終えた温和が、「そういえば……俺たち、来年の夏に式を挙げようと思っています。おふたりとも是非いらしてくださいね」と言って。
私は思わずコーヒーを吹き出しそうになってしまった。
え!?
まだ何も煮詰めてないのに、それ、決定事項だったの!?
温和ぁーーーー!
何だか知らないうちに外堀をどんどん固められているように感じるのは……気のせいでしょうか?